こんにちは、ついに本の解体に手を出してしまったこぼれです
脅威のぶ厚さで、なかなかページを開いての勉強がむずかしい「ソッカの美術解剖学ノート」
電子書籍版があればいいのですが、現状紙の本でしか取り扱いがない状態です
そのためこの記事では、私が実践した「ソッカの美術解剖学ノート」の練習・勉強方法についてご紹介したいと思います
購入してみたものの、どう勉強すればいいか悩んでいる…という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね
ソッカの美術解剖学ノートは電子書籍版がない
ページ数が多いため電子書籍版を希望する人が多い「ソッカの美術解剖学ノート」ですが、残念ながら現在、電子書籍版は販売されていません
hontoの電子書籍ストアにページ自体はありますが、カートが表示されておらず、購入することができない状態になっています
もう何年もこの状態が続いているため、今から購入するという人は紙の本で学ぶしかないようです
なんで電子化してくれないんだろう……
私が実践したソッカの美術解剖学ノートの勉強・練習法
電子書籍版がないなら、紙の本でどうにか学びやすくするしかない!
ということで、私が実践した「ソッカの美術解剖学ノート」の勉強方法をご紹介したいと思います
いきなり破壊から始まっていて物騒ではありますが、少しでも参考になれば幸いです
画力向上のため致し方なし…!!
学びやすくするため本を解体
そのままだと分厚すぎて学習しにくかったので、私は本を解体しました
解体が初めてだったことと、あまり細かく分割するとページがバラバラになりそうだったので、章で区切って6つに切り離しました
結果的に分冊のように扱うことができ、精神的にも勉強に手をのばしやすくなって良かったです
チャレンジする際は気を付けて作業してね
まずはカバーと薄ピンクの遊び紙部分を取り外します
遊び紙側にくっついているページ部分も一緒に剥がします
あとで素早く開きグセをつけたいので、先に目印をつけておきます
私は章ごとに付箋をつけておきました
背表紙についている糊をドライヤーの熱で溶かします
溶かすといってもドロドロになるまで待つ必要はありません
ある程度ドライヤーをあてたらSTEP4を試し、熱が足りなさそうであればもう一度ドライヤーをあてます
熱風を近くであて続けると、本が焦げたり手をやけどする恐れがあります。少しずつ様子を見ながら作業してください
先程目印をつけた部分にしっかりと開きグセをつけます
開きが甘いと感じたときはもう一度ドライヤーをあて、パカッと開く感じになるまで繰り返します
すでに解体済みのため現物の画像がなくてごめんなさい…
切り離したい部分で本を開き、背表紙側からカッターで切り離します
場合によっては前後数ページが離れてしまうので、その際は背の部分をマスキングテープなどで補強して完成です
勉強中は何度もページをめくったり開いて置いたりしていましたが、ページが落ちてくることはなく、快適に学び進めることができました
分厚さを制御しながら学ぶよりも圧倒的に勉強しやすくなるので、本を解体することに抵抗がなければおすすめです!
ここまでやったんだから絶対やるぞ!という気持ちにもなれます
座学は読んだあとに要点を書く
「ソッカの美術解剖学ノート」は人体の成り立ちなどの解説に多くのページを割いています
この解説部分に関しては、ある程度読んで理解したのち、要点を書き出す作業をしました
私はマルマンのクロッキー帳を使ってました
本ではすでにかなり要点がまとめられているので、同じことを書くような感じになりますが、
自分で知識を定着させるため、頭で反芻しながら書いていました
読んで覚えられる人はそのまま進んでOKだと思います
実技はアナログ・デジタルを併用
骨の描き方や筋肉の付き方など、実際に描いて学ぶ部分はアナログとデジタルを使い分けました
書籍内でも書かれていますが、筋肉は折り重なる部分が多いため、レイヤーを使って層を確認できるデジタルの方がやりやすいです
ただ、アナログだと何度も描いて覚えられるメリットがあるので、余裕があればアナログでチャレンジするのも手だと思います
私はまず完走することを目標にデジタルを選びました
まとめ:ソッカの美術解剖学ノート勉強・練習法
この記事では、私が実践した「ソッカの美術解剖学ノート」の勉強・練習方法をご紹介しました
- 本を解体して分冊化する
- 座学は要点をノートに書き出す
- 実技はアナログとデジタルを使い分け
本を解体するのに抵抗はありましたが、この本を学べない方が勿体ない!という気持ちのほうが勝り、この方法をとりました
この記事が「これからソッカを勉強するぞ!」という人にとって少しでも参考になれば幸いです!