こんにちは、主婦ときどきイラストレーターのこぼれです
あなたは頭のどこかで「絵を描くならこうあるべき」という固定観念を持っていませんか?
こうした決めつけは、絵を描いていくうえで自分を苦しめる原因になってしまいます
この記事をきっかけに、ぜひ自分の気持ちをじっくり見つめ直してみてくださいね
- 上手くなる練習をすべきなのに自分はできない
- 好きなら毎日でも描けるはずなのに自分は苦しい
- プロを目指すべきなのに気がすすまない
絵を描くのに「~べき」は必要ない!
「~すべきなのにできない」そんな固定観念(決めつけ)を持って悩んでいる人は、その固定観念を正す必要があります
なぜなら、その決めつけが自分の本当の気持ちとは違うからです
たとえば、「上手くなる練習をすべきなのにできない」と悩んでいるのなら、あなたは練習をしてまで上手くなる必要はないと思っているということです
本当に自分が必要と思っていることなら、面倒なことでも行動できるものです
実は私も長い間「絵を描いている人は上手くてプロを目指しているもの」という固定観念がありました
本当は「絵を描く人が全員上手くある必要はない、なりたい人がプロを目指せばいい」と思っているのに、「自分は絵を描いているから上手くなってプロを目指すべきだ」と勘違いしていたのです
その結果、
- 私は絵を描く人なのに上手くない
- 上手くないのに上手くなるための努力も続けられない
- これじゃあ絵を描く資格がない
と何十年も間違った方向に悩み続けてしまいました
思い込みは自分の気持ちすら塗り替えちゃうんだね…
このように、一度間違った固定観念を持ってしまうと、その情報を正さない限り永遠に自分の行動を支配してしまいます
そうなると絵が楽しく描けないばかりか、この決めつけに一生振り回されることになります
間違った固定観念は必ず正していきましょう
固定観念を正すには?
自分の勝手な決めつけは自分自身が自分を疑わない限り正されることはありません
自分のなかで絶対的に「そういうもの」と決めつけてしまっているので、他人から指摘されてもガンコ親父のごとく突っぱねてしまうからです
また、固定観念を持って過ごせば過ごすほど意見を曲げなくなってしまい、今更あとに引けない!と正すことを拒んでしまいます
「俺はこうやって生きてきたんだ!」ってやつですね
ですので、今これを読んでいる人はぜひ自分の固定観念を疑うチャンスがやってきたと思って自分の決めつけを疑ってみてください
ここで自分の決めつけを自覚し正すことができれば、おのずと自分がどのように絵を描いていくべきか明確にすることができますよ
固定観念を正した今思うこと
私が固定観念を正した今言いたいのは「上手くなくても毎日描けなくても、あなたは絵を描いていていいんだよ!」ということです
例えば、冒頭で書いた悩みに対して私ならこんな風に答えます
◆上手くなる練習をすべきなのに自分はできない
練習が続かないのなら、本当は「そこまで上手くある必要はない」と思っているんじゃないかな。自分が「これ知りたいな」と思えたときにだけ調べてみればいいと思う!
◆好きなら毎日でも描けるはずなのに自分は苦しい
あなたはそのペースで描くのが好きなんだね!描きたくないときは他のことを楽しんで、また描きたくなったら絵に戻ってくるスタンスで大丈夫だよ!
◆プロを目指すべきなのに気がすすまない
プロを目指すかどうかはあなたが決めていいんだよ。気がすすまないということは、プロに興味がないんじゃないかな?趣味でも絵を描いていられるから心配しなくて大丈夫だよ!
最初は納得いかない部分もあるかもしれませんが、自分の決めつけの強さより気持ちを優先して考えてみてください
絵に「〇〇じゃないと描いてはいけない」という決まりはありません。自分を苦しめる固定観念は取り去って、長く楽しく絵を描いていってくださいね
まとめ:固定観念を捨てて楽しいお絵かき生活を!
この記事では、固定観念を捨てて楽しく絵を描いていこう!というお話をしました
- 「~べき」という固定観念は必要ない
- 自分を疑わないと固定観念に気付けない
- どんな人も絵を描き続けて大丈夫!
私も長い間自分の固定観念に気付かず、進路や就職まわりで劣等感を積みまくってしまいました
実家でニート生活もしました
これからどう絵を描いていこうかな?というときに是非、自分の決めつけと気持ちについて考えてみてくださいね
それでは、楽しいお絵かき生活を!