こんにちは、今は棚からフィギュアがあふれているこぼれです
初めてスケールフィギュアをお迎えしたとき、何度も何度もお店に行き、数ヶ月悩んだ末に購入したことを今でも鮮明に覚えています。
私にはそれぐらい勇気のいる買い物だったので、ちゃんとしたケースを買うまでは飾れない!と、しばらくは箱から眺めて過ごしていました。
この記事では、そんな私がどんなことを重視してフィギュアケースを選んだのかを書いていきたいと思います。
フィギュアをどう飾ろうか悩んでいる、という人は、ぜひ参考にしてみてください。
フィギュアケースのタイプは2種類
フィギュアケースの種類は、単品を飾れるアクリルケースとたくさん飾れる棚タイプの2パターンあります。
アクリルケースは1つのフィギュアがすっぽり入る箱型のもので、普段はフィギュア収集していないという人も気軽にほこり対策ができます。
また、箱内に背景紙や造花などを飾り付けることで、1つの作品として飾る楽しさもあります。
グッズなどと並べて飾りたい、という人はアクリルケースがおすすめ!
棚タイプはフィギュアを複数飾るための専用棚で、お店のようにいくつか並べて飾ることができます。
お気に入りのフィギュア達がずらりと並ぶ光景は壮観!いつまでも眺めてしまいます。
フィギュアが増えそうなら断然棚タイプです
私が棚タイプを選んだ理由
私は現在JAJANのフィギュアラックという棚タイプのフィギュアケースを愛用しています。
今でこそフィギュアを複数所持していますが、私が初めてスケールフィギュアを買ったときはその1体しか持っていない状態でした。
そんな当時の私が棚タイプを選んだ理由は以下の3つです。
- 箱タイプは窮屈そうに見えた
-
フィギュア1体をアクリルケースで覆ったとき、飾っているというよりも「閉じ込められているみたいでかわいそう」と感じてしまいました。
もちろん、綺麗に装飾してあげられれば箱という空間もフレームのように見えて良かったのですが、私には見映えよく仕上げるセンスがありませんでした……。
- フィギュアが増えたらかさばってしまう
-
この時点では1体しかないフィギュアですが、もし増えた場合、また単品ケースを用意しなければなりません。
そうなると、大きさの違うアクリルケースが2つ並ぶことになり、かさばる上に見映えが悪くなるような気がしました。
- おそらく今後フィギュアが増える
-
私は元々フィギュアに興味があり、既にいくつか気になっている商品がありました。
フィギュアを1つ買ったことで購入のハードルが下がり、今後どんどん増えていくだろうと予測できたことから、単体ケースでは追いつかないと判断しました。
実は一度アクリルケースを検討したことがあるのですが、100円~数千円の気軽に買えるものではサイズが合わず。その価格帯だとへこみやすい素材のものや透明度が低いものなど、役割を果たせそうにない商品も目立ちました。
コトブキヤのアクリルケースやオーダーメイド品など、きちんとした商品になると1個1万近くなることを知り、さすがに1体にそこまでかけるのは……と断念したのでした。
たっぷり入る棚タイプが3万くらいだったので、コスパ的にもそっちに傾いちゃいましたね。
フィギュアケース購入時に考えたこと
棚タイプのフィギュアケースを購入するにあたって、私が重要視したのは以下の3点でした
- 安すぎない
-
まずは安物買いの銭失いだけは避けたいな、と思いました。
高ければ高いほど良いとは一概には言えませんが、安すぎるものは見るからに部品精度が甘く、組み立ててもグラグラしたりと不安材料が多い印象でした。
どうせ買うなら長く使えるものがいいので、ある程度の価格で耐久性に優れたものを探しました。
- 全面ガラス張りじゃない
-
棚タイプのフィギュアケースといえば、全面がガラス張りになっているお洒落なガラスケースが人気です。
私も最初は素敵だなと思っていたのですが、大きな地震が起きるたびに、ガラス部分が粉々に砕けている写真をよく見かけました。
後片付けも大変なうえにフィギュアの破損率があがってしまうのは嫌だなと思い、見映えは最小限にして、安全性に比重を置くことにしました。
- そこそこ入る
-
私はJAJANのケースを買う前に一度小さめの棚を購入したのですが、奥行はあれど後ろのフィギュアが見えないなど、ただの保管庫みたいな見た目になってしまいました。
たとえ飾る数が少ない状態でも、周りに適度な空間があった方が”飾っている感”が出て良い気がします。
なので、そこそこの大きさで余裕をもってフィギュアを飾れるものを選びました。
他にはメーカーが怪しくないかなど、口コミやレビューを見て絞り込んでいきました。
万一の時のサポートだったり、ユーザーによる組立・使用レビューとかがあると安心します……。
愛用中のJAJANフィギュアラック
色々検討した結果、現在愛用しているのがJAJANのフィギュアラックです。
もうぎゅうぎゅうじゃん……
奥行29cmで背の高いハイタイプ。ケースの真ん中に線が入ってほしくなかったので幅55cmのものを選びました。のちに1台では足りなくなり、今は同じものを2台並べています。
シンプルな見た目で耐久性もよく、たっぷり飾れるので満足しています。少し値は張りますが(約3万円)、約9年使っても特にへたれることなく買い替え知らずですので、個人的には良い買い物したなと思っています。
JAJANは背面ミラーやLEDなどのオプションも販売されていますが、フィギュアを眺めるときに自分の顔が映りこんでほしくないし配線も面倒なので、我が家は通常のまま使っています。
お気に入りのフィギュアを一度に眺められればそれで良いのだ……
デメリットとしては、幅55cmのものだと扉がプッシュ式のみになっていて、隙間が多くホコリが結構入ってきてしまいます。真ん中の線が気にならず、置き場が確保できるのであれば(幅83cm)引戸式の方が良いと思います。
でもフィギュアを入れ替えるときに扉を半分しか開けられないのは不便かな。
ホコリに関してはタミヤのブラシがお手軽で優秀なので、定期的にフィギュアを眺めながらお手入れしています。
まとめ
この記事では、フィギュアケースの種類と私がケース購入において大事にしていたことをご紹介しました。
私の現状から棚タイプ推しな内容になってしまいましたが、アクリルケースも特別感ある演出ができ、より自分好みに近付けられる飾り方です。
デスク周りなどいろんな所で楽しめるメリットもあるので、小さめのフィギュアはアクリルケースを使うなど、私も使い分けしていけたらなと思っています。
フィギュアケースを使う・使わないは自己満足の世界ではありますが、お気に入りのフィギュアをきちんと飾ってあげられるという点で、個人的にめちゃくちゃ重要なアイテムになっています。
「フィギュアを箱から出してあげたいな」と思ったときには、ぜひケースについて検討してもらえたら嬉しいなと思います。
もちろん箱ごと愛でるのも全然アリです!自分が心地いいやり方で、良いフィギュアライフを……!