こんにちは、アニメ3期で転がり落ちて本誌を追い続けたこぼれです
2022年4月末に約8年に及ぶ連載を終えた人気漫画「ゴールデンカムイ」
このたび連載完結を記念して「ゴールデンカムイ展」が開催されるということで、日時指定チケットを購入し5月1日に鑑賞してきました!
この記事では、そんな「ゴールデンカムイ展」の概要、入場の流れや注意点、展示内容やグッズについて書いていこうと思います
ゴールデンカムイ展の概要
会期 | 2022年4月28日(木)〜6月26日(日) ※会期中無休 |
開催時間 | 11:00〜20:00 (最終入館は閉館30分前) |
会場 | 東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリーアーモ) |
東京での開催後、全国巡回が予定されています
入場までの流れと来場者特典
事前に集合時間や整列などの案内がなかったので20分前に行きましたが、日時指定のチケットを持っている場合は対象時間まで会場前で並んで待つことになります
列待機中にスタッフさんによるチケットの確認と注意事項の周知がありました
会場内にもお手洗いはありますが、列待機前に済ませておくことをおすすめします
スタッフさんの指示に従い検温・消毒をし、QRコードを確認後入場となります。来場者特典の色紙はこの段階で手渡されました
グッズ付きチケットを購入した人はこの時点でグッズが手渡されます
実際は色紙ではなく色紙風カードです。サイズはミニ色紙と同じでした
高気温や雨天時は注意
日時指定チケットの場合、指定時間まで会場前に列を作って待つことになります
列が長くなると屋根のない場所で待つことになるため、高気温や雨天の日は注意が必要です
日時指定のない平日は、混雑緩和のため整理券対応になったようです
雨天の場合、列待機中にスタッフさんが傘を預けに行ってくれ、鍵を渡してくれます
傘の預かり場所は会場の前と横にあり、展示鑑賞後は自分で鍵を開けて持ち帰ります
※折り畳み傘はバッグに入らない場合預けることになるようです
カッパなども濡れたままでは入れないので、傘で行くのが無難だと思います
ゴールデンカムイ展の所要時間
ゴールデンカムイ展の所要時間は、以下の条件で観てちょうど一時間ほどでした
- 撮影可能な部分はすべて写真を撮影
- 現物資料と先生のコメントはしっかり観る
- その他の部分はサラっと確認
平日にもう一度行く予定なのと、大体は図録に載っているため現物重視で鑑賞しました
ゴールデンカムイ展の内容・感想
会場内はZONE1から6のエリアに分かれており、どこから観てもOKでした
ほとんどの場所でスマホ撮影が可能となっていますが、ZONE6だけは撮影禁止(おそらく単行本未収録部分のため)となっています
そんなZONE6の展示物ですが、公式図録にはしっかり収録されてるので安心です
ZONE1 金塊争奪戦の開幕
このゾーンではキャラの紹介、象徴する武器や持ち物などの貴重な現物資料、複製原画が飾られています
入ってすぐの行き当たりには、杉元とアシ(リ)パが幾度となく相対したヒグマのはく製もあり雰囲気満点
このゾーンで紹介されているキャラは
杉元佐一、アシ(リ)パ、白石由竹、尾形百之助
キロランケ/ユルバルス、土方歳三、長倉新八、キラウ(シ)
門倉利運、谷垣源次郎、チカパシ、インカ(ラ)マッ
鶴見篤四郎、月島基、鯉登音之進、二階堂浩平
宇佐美時重、菊田杢太郎、有古力松/イポプテ
ヴァシリ、ソフィア・ゴールデンハンド
の計21人
現物資料のないキャラもいますが、なるべく平等にスペースが割り振られているのが印象的で、人気などの優劣なく大事に扱われています
どの資料も素敵ですが、このマキリの彫りがすごいので是非現物を見てほしい……!
ZONE2 24人の刺青囚人
網走監獄を模したゲートを抜けると「ZONE2 24人の刺青囚人」の展示に
ここでは物語に欠かせない刺青囚人達の紹介と複製原画が飾られています
なかにはキャラのモデルとなった人物の実際の新聞記事などもあり、更に興味が深まります
また、ふと上を見上げると一部のキャラが吊り下げられているといった遊びも
谷垣のバリッにおもわず笑ってしまいました
どこのゾーンでもそうですが、キャラに合わせた展示や遊びが多く、会場内が作品愛に溢れているので観ていて心地よかったです
ZONE3 命を繋ぐものたち
ここでは北海道アイヌの生活と食文化、樺太の文化と民族を実物資料や料理サンプルを交えて展示されていました
作中でも印象の強かったストゥ(制裁棒)は、実物を見ると「こりゃ痛いわ」という気持ちに……
北海道アイヌの食については、作中に出てきた料理が一覧になっています
カラフトマスのチタタプの食品サンプルは目玉までついてひと際目立つ展示になっていました
樺太のほうでは各民族やロシア文化の紹介と共にヴァシリがつけていた頭巾とシカーリンパ(ハ)/刳り椀の展示が
頭巾の実物は北海道アイヌのものも飾られており、違いをすぐに見比べることができます
そして樺太に欠かせないのが……
消しが白く、多くなってますね……
ZONE4 それぞれの役目
ZONE4では金塊争奪戦において網走、樺太、札幌で起こった三つの大きな戦いにフューチャーし、複製原画と武器の実物資料が展示されています
実際に作画資料として使われた武器を確認しながら、迫力ある戦闘描写を楽しめます
複製原画の一部には野田先生からのコメントも寄せられています
どうしてもシャワーしたかった先生……
ZONE5 黄金色名画廊
ZONE5では今まで描かれてきたカラーイラストの中から厳選した作品が展示されていました
物語を爽やかに締めくくった最終話のカラーイラストも展示されています
ZONE6 そして未来へ
ゴールデンカムイ展ラストとなるZONE6は全面撮影禁止エリアに
展示内容は、
- 単行本未収録話~最終話までの複製原画
- ゴールデンカムイ展のキービジュアル
- 入場特典色紙の原画
- 描きおろし色紙の原画
- B1絵画
となっていました
特に連載中に少しずつ描き進めていたという絵画は、野田先生の愛がこれでもかと詰められている力作です
できることなら是非、現地で確認して観てほしいです
すべてをもっていかれます……!
ゴールデンカムイ展で買ったグッズと袋のサイズについて
展示会場を出たあとはグッズ売り場へ
本当に魅力的なグッズばかりであっという間に諭吉が数枚飛んでいきました……
抑えたつもりなのに財布が軽い
ショップスペースは少し狭く、場所によっては動きにくい状態でしたが、在庫補充も早いため特に慌てる必要はありません
ゴールデンウィーク期間ではありましたが、待ち時間はなくスムーズに会計も済みました
公式図録はマストバイ!
ちょっと値段の張る公式図録ですが、しっかりとボリュームがありお値段以上の仕上がりです
なにより、ゴールデンカムイ展そのままの雰囲気でほぼすべての展示が掲載されています
図録を開くだけですぐにゴールデンカムイ展を振り返られる理想的な図録となっていますので、少し無理してでも購入することをおすすめします!
本当に本当におすすめです!!!
ショッピングバッグは小さめなので注意
ゴールデンカムイ展ではレジで買える有料の袋(10円)の他に、グッズとしてショッピングバッグ(800円)が用意されています
これさえあれば事足りるだろうと思っていたのですが、ショッピングバッグのサイズが思っていたより小さめでした
有料レジ袋 | タテ約51.5cm(持ち手までは約45.5cm)・ヨコ約36.5cm |
ショッピングバッグ | タテ約35cm・ヨコ約40cm・マチ13.5cm |
A1ポスターははみ出てしまいますし、ウォールステッカーも曲げないと収まりません
また、かさばるものを買うとあっという間にキャパオーバーしてしまいます
上で紹介した戦利品に図録1冊追加でパンパンになる感じです
グッズを多めに買う予定の人は、大きめもしくは複数のマイバックを持参することをおすすめします
まとめ:ゴールデンカムイ展最高…ッ!
以上、ざっくりとですが「ゴールデンカムイ展」のレポをお届けしました
私にとって久々の本誌を追うほどの作品で、綺麗に物語の終わりを迎え、こうした展示会で資料を見る機会に恵まれて本当にしあわせな時間でした
作品にこめた想いがしっかり伝わる、愛のある展示構成が嬉しい「ゴールデンカムイ展」
東京は2022年6月26日まで開催していますので、気になっているかたは是非現地に足を運んでみてください!
私も平日に再度じっくり鑑賞しに行く予定です!