博漫画家デビュー15周年記念『明日ちゃんのセーラー服』原画展 に行ってきましたレポ

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こぼれ

こんにちは、こぼれです

先日「博漫画家デビュー15周年記念『明日ちゃんのセーラー服』原画展」に行ってきました。

美麗な原画を中心に見たい所がしっかり揃った展示内容で、作品に込めた想いや画業への熱を感じるとても良い原画展になっています。

この記事ではそんな原画展の内容と感想をまとめていきたいと思いますので、ご興味あるかたはぜひお付き合いください。

2024.10.29追記
開催期間が終了したため、先生のコメント文を読める状態の画像に差し替え、その他加筆修正しました。

目次

当日券と入場について

当日券売り場横の展示

開催期間中は当日券を購入することで入場できました(各入場時間の人数に空きがある場合のみ)。

当日券販売状況など

当日券販売状況は原画展のX(旧Twitter)アカウントでもアナウンスされていましたが、初日は開場前と午後に1回ずつポストされたのみ。その後もあまり細かくは発信されず、ちょっとわかりにくかったですね。

こぼれ

結局現地に行かないとわからない……

空きさえあれば好きな時間帯を選べましたが、到着時点での枠がまだ空いていたのでそのまま待つことなく入場。入場後は時間制限もなくじっくり鑑賞することができました。

ちなみに、他の時間帯にした場合は前売り券所持者と同様に入場開始時間5分前に集合、整列後に全体説明を受けて入場という形のようでした。

こぼれ

列は前売り券を持っている人が先頭、当日券の人はその後ろになっていましたね

原画展の内容について

先生からのごあいさつ

アニメ主題歌「はじまりのセツナ」が流れるなか、原画展が始まります。個人的に先生からの最初のごあいさつにぐっときてしまいまして……。このエピソードを知ってから原画を鑑賞できたのがすごく良かったです。

こぼれ

いろんな形の親孝行がある

作品紹介
キャラ紹介

展示されている原画はすべて撮影禁止。その他ラフやネーム、実物の制服、作業場を再現した展示などもありましたが、これらもすべて撮影禁止でした。

撮影禁止マークがない箇所の先生のコメントは撮影OKだったので(スタッフさんに確認済)そちらは写真に撮って後から見返すことが可能です。

こぼれ

撮影OKマークも付いていない理由は、背景に絵が使われているのでそれを隠さないため、とのことでした

展示は「春休み」、「蠟梅学園 入学」など、作品内の展開で区切られていて、明日ちゃん達の歩みをじっくり追うことができます。

原画は鉛筆や修正跡など確認できますが、基本的にどれも綺麗でため息ものです。

途中からデジタル併用とのことで、そのおかげでベタや描きこみをする前の状態のペン入れ原画も見る事ができます。絵を描く身としてはこれぞ知りたかった情報!といった感じで、テンションが上がりました。

こぼれ

特にツヤベタを入れる前の髪の描きこみ具合を知れたのは大きい!

デジタルとの兼ね合いでアナログ作業も工夫されているようで、1ページの原稿に対して複数枚の原画があるのも興味深かったです。紙も通常の原稿用紙かと思えばその裏側だったりと、作業のライブ感を感じられます。

原画展描きおろしイラストのスタンディ

原画展描き下ろしイラストのスタンディは撮影OK。ただ背後には原画が展示されている壁があるので、撮影の際は注意が必要でした。

先生のお母さまが仕立てたという制服はすべて撮影禁止。明日ちゃんのセーラー服は中間服・夏服・冬服の三点が展示されており、どれもシルエットがかわいく縫い目(特にライン処理)がとっても綺麗でした。

こぼれ

思っていたよりも華奢なサイズ感で、スカーフやリボンのふっくらした感じもとても可愛いかった……!

また、今回の展示に合わせて仕立てられたという蠟梅学園制服(夏服)は、仮縫い時のものも併せて展示されていました。こちらは縫製に興味があるという方にもぜひ見てもらいたいですね。

全体の比率としては少なめですが、カラー原画も展示されています。

こちらとパラパラ漫画原画&作業場再現の展示コメント文(撮影禁止)では画材についての話もあり、先生の絵に興味をもって観に行く人にも実りのある情報が詰まっていました。

こぼれ

画材は基本Gペン、繊細な所はミリペン、ベタは筆ペン(先が尖っているもの)とのこと。作業場再現の所には開明墨汁、ピグマ、ネオピコライン3などが置いてありました。

先生からのコメントは制服展示の所やラフ・ネームが展示されたケース内にもありましたが、いずれも撮影禁止でした。

最後に飾られていた絵とコメント

グッズ会場と購入について

グッズ会場への入場、購入には原画展入場チケットが必須となっており、入場時とレジにてスタッフさんによる確認がありました。

グッズはほぼサンプルが飾ってありましたが、会場内はすべて撮影禁止。原画展オリジナルグッズのほか、発売済みの画集とコミックスも一緒に販売されていました。

入場はすんなり入れたもののレジ列が長く、会計まで25分くらい待ちましたね。

こぼれ

マルイはレジ対応自体は手慣れているものの、エポスカードを持っていない人全員に勧誘が入るので長くなりがち

購入したポストカードセットとカードコレクション

個人的にグッズは複製原画を楽しみにしていたのですが、実物はあまり精度が良くなく……だいぶ線が潰れていて残念でした。もう少し高くてもいいので良い複製にしてほしかったなぁ。

あと、線画のみなど貴重な状態の原画も多かったので図録があると嬉しかったですね。画集が出ているので難しいとは思うのですが、そこをなんとか……!

まとめ

入場特典の「展示会記念フォトカード」

以上、「博漫画家デビュー15周年記念『明日ちゃんのセーラー服』原画展」のレポでした。

夢中になって観ているとあっという間で、気付けば一時間以上鑑賞していました。原画を中心に見たい所がしっかり揃った展示内容で、作品に込めた想いや画業への熱を感じるとても良い原画展でした。

開催は終了してしまいましたが、グッズについては一部事後通販が予定されているようですので、気になった方は是非そちらもチェックしてみてください。

博漫画家デビュー15周年記念『明日ちゃんのセーラー服』原画展
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